みなさん、こんにちは!鍼灸師の*まぁ*です。

毎日のお仕事や家事、スマホの画面の見すぎで「肩がパンパン…」って悩んでいませんか?

「鍼(はり)治療が効くって聞くけど、一体どんなことをするんだろう?」と思っている方も多いかもしれません。

実は、鍼治療のアプローチには大きく分けて2つの種類があるんです。

今日は、身近な「肩こり」を例に挙げて、それぞれの特徴を優しくお話ししますね。

① つらい部分をダイレクトに!「西洋医学的なアプローチ」

まずは、現代医学(西洋医学)の考え方をベースにした鍼治療です。

こちらは、「筋肉のコリ」や「神経の圧迫」にじっくり注目します。

肩がこってガチガチになっている部分、つまり原因となっている筋肉のポイント(トリガーポイントなど)にダイレクトに鍼をお届けする方法です。

 特徴: ピンポイントでコリを狙うので、「そこそこ!そこが痛いんです」という場所に手が届く心地よさがあります。

② 身体の根本から整える!「経絡治療(けいらくちりょう)」

もう一つが、東洋医学の知恵をぎゅっと詰め込んだ「経絡治療(けいらくちりょう)」というアプローチです。

こちらは、肩の筋肉だけを見るのではなく、「どうしてそこまで肩がこる身体になってしまっているのかな?」と、身体の奥深くにある原因(根本)を探していきます。

施術の前に、まずは問診(聞き取り)切診(お身体に触れさせていただきます)でお身体の全体像を確認し、最後に手首の「脈」をそっと触らせていただきます(これが脈診です)。

脈をみることで、五臓六腑(内臓)の働きや、目に見えないエネルギー(気・血)の巡り、さらにはその日の体調や心の疲れまで、身体からのサインを受け取ることができるんです。

 特徴:

現代的な鍼が「今あるコリ」をほぐすのが得意な一方で、経絡治療は「コリを生み出している原因そのもの」にアプローチします。

実は、肩こりの原因が「お腹の冷え」や「目の疲れ」、「ストレスによる気の滞り」にあることも少なくありません。そこを置き去りにしたままだと、一時的に肩が軽くなっても、またすぐに症状が戻ってしまいがちなんです。

 こんなときにおすすめ:

「マッサージや鍼に行っても、数日したらまた肩が重くなる…」というループから抜け出したいとき。全身のツボ(経絡)を優しく整えることで、肩こりを楽にするのはもちろん、「気がつけば、よく眠れるようになって冷えもマシになっていた」という風に、肩こりになりにくい、しなやかな身体をじっくり育てていくことができます。

「その場しのぎ」を卒業して、ぶり返さない身体へ

つらい部分をピンポイントでケアして、今すぐ楽になりたいときには、西洋医学的な鍼もとても心強い味方です。

でも、「何度も繰り返すつらさを、今度こそ根本から変えていきたい」

そう思ったときは、ぜひ一度、身体まるごとのバランスを整える経絡治療をお試しください。

手首の脈から伝わる身体の声に耳を傾け、あなたに一番必要な優しいケアをお届けします。

あなたの毎日が、一過性ではない、本当の軽やかさで満たされますように。