こんにちは!奈良の鍼灸師*まぁ*です。

「肩こりがひどくてマッサージに行ったけど、次の日にはまた元に戻ってしまった…」

「頭痛やだるさ、冷えなど、あちこち不調があるけれど、どこで診てもらえばいいか分からない…」

そんな風に、次から次へと出てくる身体のサインに悩まされていませんか?

実は、私たちの身体の不調には、表面的な痛みだけではない「根本的な原因」が隠れていることが多いんです。

今回は、私が大切にしている「経絡治療(けいらくちりょう)」が、どのようにしてあなたの身体を本来の元気な状態に戻していくのか、その秘密をお話ししますね。

身体をめぐる生命エネルギー「気血(きけつ)」

東洋医学では、私たちの身体の中に「気(き)」や「血(けつ)」という、生きていくために不可欠な生命エネルギーが流れていると考えます。このエネルギーの通路が「経絡(けいらく)」です。

この経絡を通って、エネルギーが身体のすみずみ(五臓六腑)まで滞りなく循環していることが、健康を保つためにとても重要なんです。

もし、この流れが悪くなってバランスが崩れると、五臓六腑(内臓)の働きが乱れてしまい、肩こりや冷え、だるさといった様々な病の症状として現れてしまいます。

「四診法」であなたを丸ごと知る、丁寧なカウンセリング

「鍼灸院って、いきなりベッドにうつ伏せになって鍼を刺されるのかな?」

そんな不安をお持ちの方もいるかもしれません。でも、どうぞ安心してリラックスしてくださいね。

経絡治療では、まずは時間をかけてしっかりカウンセリングを行うことから始めます。

東洋医学には「四診法(ししんほう)」という、4つの大切な診察方法があります。

 望診(ぼうしん): お顔の色やお肌のツヤ、全体の雰囲気を優しく観察します。

 聞診(ぶんしん): お声のトーンや、呼吸の様子に耳を傾けます。

 問診(もんしん): 今のお悩みはもちろん、普段の生活やお気持ちのことまでじっくりお話を伺います。

 切診(せつしん): 実際にお身体やお腹にそっと触れて、冷えや硬さを確かめます。

そして、この丁寧なステップの最後の確かな確認として、手首の脈を診る「脈診(みゃくしん)」を行います。

これら全てを組み合わせることで、どんなにたくさんの不調を抱えていても、あなたの身体が今どんな SOS を出しているのか、病の根本原因(これを東洋医学で「証(しょう)」と言います)を的確に探り出すことができるんです。

鍼1本ごとに身体が変わる、繊細で優しい職人技

原因(証)が分かったら、いよいよ鍼のお手当てです。ここが一番大切なところ!

エネルギーが足りていない経絡には、優しくエネルギーを補う「補法(ほほう)」。

逆に、エネルギーが溜まりすぎて渋滞している経絡からは、余分なものを取り除く「瀉法(しゃほう)」。

この、根本原因を正すための鍼を「本治法(ほんちほう)」と言います。

経絡治療では、鍼を1本するごとに、あなたの脈やお腹にそっと触れて、身体がどう変化したかを細かく確認します。

「あ、今、内臓の働きが良くなったな」「氣の流れが整ったな」と、身体の変化にその場で即座に対応していくんです。

だから、驚かれるかもしれませんが、使う鍼の数はものすごく少ないんですよ。最小限の優しい刺激で、身体への負担をなくしつつ、最大の治療効果を引き出していきます。

自然治癒力を高めて、あなた丸ごと元気な身体へ

この「本治法」で経絡のバランスがピシッと整うと、五臓六腑の働きがガラリと改善されます。

すると、あなた自身が本来持っている「自然治癒力(免疫力)」がぐんぐんと高まっていくんです。

一時的に症状を抑えるだけではなく、お話をしっかり聴き、お身体全体を丸ごと診て根本から元気に指定いくので、原因が分からなかった不定愁訴や、長年あきらめていたお悩みにも、高い効果を発揮してくれます。

「私のこの不調も、根本から良くなるのかな?」

そう思ったら、ぜひ一度、あなたの身体の声を聴かせてくださいね。

1本1本、あなたの心と身体に寄り添いながら、丁寧にバランスを整えるお手伝いをさせていただきます。